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我が家の考える「いい家」とは~老後も安心な家~

 

今回もより具体的に

我が家の新築の条件を 具体的に考えていこうと思います。

今回は「老後も安心な家」にスポットを当てていこうと思います。

 

我が家の条件は

①1階のトイレのドアは引き戸、便器に対して垂直に入る

②将来1階で使う予定の寝室の部屋(和室)は6畳

③②の寝室からトイレの距離が近い

④廊下やトイレが温かい

⑤お風呂のドアが引き戸

 

です。

 

理由

①1階のトイレのドアは引き戸、便器に対して垂直に入れる

→「歩行器」「杖」で出入りがしやすい

大概のトイレは開き戸+入って正面に便器がありますが

これだと「歩行器」はトイレの外に置くか、入った後180度回転しなければなりません

トイレにたどり着いてからの動作にまた一段と時間がかかってしまうわけですね。

一方、便器に垂直に入れると90度の回転でよくなります

引き戸も出入りを容易にします。

ちなみにコレは車いすでもこちらの方が有利です。

 

 

②将来使う予定の1階の寝室(和室)は6畳

→ベッドが2つおける。リビングにベッドを置かなくてよい。

年を取っていくと布団を床に敷いて寝るのがしんどくなってきます

布団の上げ下げ、床からの立ち上がりは転倒や骨折の要因にもなります

夫婦2人分のベッド(介護用ではない)を寝室(和室)に置く場合

4.5畳だとベッド2つはかなり厳しいかと思います。

リビングにベッドを置くのは抵抗がありますし

寝室とリビングをしっかりと分けるというのは「on」と「off」の場所を

しっかり区切ることができ、メリハリのある生活を送る事にもつながります。

なので「6畳」です。あっちなみに和室である必要はないですよー。

 

 

③②の寝室からトイレの距離が近い

→夜トイレに行きやすい。安心して眠れる。

年を取ると高い確率で夜間の頻尿になります。

夜中1回起きてトイレに行くぐらいならいいですが、多い人は3回も4回も起きてトイレに行く必要があります。

このトイレへの移動が苦痛になってきます。なのでできる限り近いほうがいいです。

漏れることを心配したり、この夜中の移動がおっくうになってくると

水分をとる量が減ってきます。そうなると脱水やら体調不良に繋がります。

安心して眠れないですから、不眠も多くなるかもしれません。

寝室とトイレが近い+トイレの出入りがしやすいと安心して眠りやすい環境になります。

 

④廊下やトイレが温かい

→ヒートショック、頻尿予防

夜中寝室は暖かくても、道中の廊下やトイレが寒くては体にこたえます。

特に部屋の間の温度差は苦痛です。

最近よく話題に上がっている「ヒートショック」予防ですね。

後、寝室も含めてですが夜中寒いのは頻尿を誘発するみたいですね。

後、血圧も高くなってしまうようです

 

⑤浴室ドアは引き戸

→風呂の出入りの容易さを高める

トイレと同様です。開き戸・折れ戸よりも

やはり引き戸の方が出入りは容易になります。

 

 

 

「老後」でも安心な家。

よく言われるのは「バリアフリー」ですが

最近はこれは当たり前になってきています。

 

ここで考えるべきことは

バリアフリー以外で

年をとっても「使いやすい」安心な家を作る事だと思っています。

 

「使いやすい」条件としては

足腰が悪くなっても、長く自分の家で暮らせる家です。

具体的なイメージとしては

「杖」「歩行器」での移動がしやすい家ですね。

 

車いす」での生活はあまりイメージしていません。

 

例えば

80代のおじいちゃん・おばぁちゃんが一人で

うまく家の中を車いすで移動できるでしょうか。

あるいは、おばぁちゃんが介助者になるとして

家の中を毎日おばぁちゃんがおじぃちゃんの乗った車いすを押して

家の中を動けるでしょうか。

(外出でたまに車いす使うとかは別ですよー)

 

よく屋外で「車いす」を使っているおじいちゃん・おばぁちゃんでも家の中では

移動距離が短いからスタスタ歩いて移動するなんてのはザラにあります。

 

老年夫婦2人で住むことを想定すると

室内でも車いすを使うレベルになってしまえば、「家」での生活を続けられず

「施設」に行くことが可能性としては高まります。

 

移動能力が落ちていく際には

車いす」になる前に

「杖」「歩行器」での歩行レベルになります。

 

つまり一人では何とか動けるけど、何も歩行補助具がなければ

転倒の可能性があるという状態ですね。

 

「杖」「歩行器」で歩くレベルをいかに保てるかが、家での生活を長く続けられるか

ということに繋がります。

 

「手すり」はつけられる場所とそうでない場所があります。

「杖」や「歩行器」で移動できれば、手すりの重要性は低くなります

 

なので、車いす」よりも「杖」「歩行器」で動きやすい環境を作るのが大切だと思います。

 

何十年もあとのことだし、その時住宅改修すればよいやという話になるかもしれませんが

 

さすがに部屋の入口の大きさを変えるとか大掛かりな住宅改修は

費用が掛かりますし、現実的ではありません。

トイレと寝室の動線が遠いというのも家が建った後ではどうしようもありません。

 

後、年を取ってから環境を変える作業というのはかなり抵抗感・ストレスがあります。

多少不自由でも、そのままの環境で生活し続ける人も結構いらっしゃいます。

 

なので、家を建てる際に、

老後、動きがとりづらくなった時の

動線」「部屋への入り方」

をしっかり考えておくというのは大切だと思っています。

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